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Raspberry PiでのGPIOのプルアップ/プルダウン

Raspberry PiのGPIOにはPull-Up/Downの機能がある。
しかし、なぜかネット上にはそれを説明する情報よりも抵抗を外付けする情報のほうが多いようだ。
ってことで、PythonでPull-Up / Pull-Down を設定する方法のメモ

>>> import RPi.GPIO as GPIO
>>> GPIO.setmode(GPIO.BCM)
>>> GPIO.setup(23,GPIO.IN,pull_up_down=GPIO.PUD_UP) # GPIO No.23をプルアップする場合
>>> GPIO.setup(23,GPIO.IN,pull_up_down=GPIO.PUD_DOWN) # 同 プルダウンする場合

これで、わざわざ抵抗を外付けする必用は無くなる。
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Gaileoはどこへ行く?

Galileoが国内で出回ってから2ヶ月ほど経った。
Galileoを使い始めてから書き始めたこのBlogも読んでくれた方が予想以上におられるようで嬉しい。
しかし、発表時、そして流通してからはそれなりに話題になったものの、その後はいまひとつという感じが否めない。実際自分も、もしGalileoがこのままであればその面白みはそれほどのものではない…と感じている。
誰もが思っているだろう事を書いてみようか。

今のGalileoの欠点は、I/Oの重さ(遅さ)、Linuxの貧弱さにあると思う。

I/O(GPIO)に関しては、その遅さは使い方次第では致命的とも言えるだろう。I2C経由(しかも100kHz)だからすごく遅い。GPIOをこのような構成にしたのはArduino互換にこだわったという事かもしれないが、Arduinoのシールドがそのまま使えない物が多いようでは意味が無い。少なくともGPIOについては純正Arduinoに勝る点は無く、それ以外のメリットが無い限りGalileoを使う意味が無い。
「それ以外のメリット」は何か。

純正Arduinoと大きく異なる点として、Linuxベースであり、スケッチがプロセスのひとつとして動くという事があるだろう。とすればLinux上で動作させる他のプロセスとの連携で、普通のArduinoには出来ないことができそうだ。例えばEthernet関連は普通のArduinoでも使えないことは無いが複雑な処理をさせるのは苦手だ。その苦手な部分をLinux上の別のプロセスで分担できれば…と、誰もが思うだろう。

ところがGalileoが公式にリリースしているLinuxは貧弱だ。opkgコマンドが用意されているものの、デフォルトでリポジトリが何も登録されておらず、何かパッケージをインストールしようと思っても簡単にはできない。この点ではYUNのほうがずっとマシだ。
もちろん公式リリース以外のLinuxを入れるという事もできる。それはそれでひとつの楽しみであはあろうが、それ自体が目的という感じがする。
現時点でIntelからはソフト等のアップデートは無い。IntelがGalileoの今後をどう考えているのかわからない。ハードを改善する事は難しいだろうから、せめてLinux部分で簡単な拡張性を持たせ、Arduinoでは難しかった事がArduinoのような簡単さでできるようにしてもらいたいものである。


ちなみに僕は… Arduino用の自作シールドを接続し、I2C接続の液晶ディスプレイがそのままでは接続できない事がわかり、だったらI2C信号を一旦別のデバイスで受けるような仕組みを作ってみようか…と考えた。ちょうどトラ技でLPC810の特集が組まれ、それに興味を持ってしまい、だったらこれで作ってみようか…と考えた。ってことで、LPCXpressoでLPC800シリーズをいろいろいじっているところである。

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